最近、3Dプリンターに関連した話題をテレビでよく見かけるようになりました。
家庭用3Dプリンターは安いもので1万円~、高いもので10万円~とピンキリですが、趣味で遊ぶ分には3万円前後くらいの価格でも十分な機能を持っているものを購入することができます。
現在は各メーカーから様々なモデルが気軽に買えるような価格帯で販売されているので、それもあってのことだと思います。
3Dプリンターを持っている人は、スマホスタンドやアクセサリーなどの生活雑貨をはじめ、フィギュア製作など人によって作るものはさまざまですが、3Dプリンターの強みでもある自由度の高いモノづくりがDIYとも相性が良いと思っているので、今回は3DプリンターとDIYの相性が良い理由、DIYに最適な3Dプリンターの選び方について解説したいと思います。
3DプリンターとDIYの相性が良い理由
1.欲しいパーツを好きな形状で作れる
ちょっとした棚の製作や今ある家具に加工を施したい際、材料同士をネジや金具で固定したり、フックやホルダーを取り付ける場面があるかと思います。
3Dプリンターを使えば、市販品で売っている取っ手や取付金具に似せた形状を作って代用することができます。また、市販品で売っていないユニークなパーツが必要になった時でも、その製品に合わせた寸法でオリジナルパーツを作ることができます。
2.データがあればいくつでも作れる
3Dプリンターであれば、たった1回3Dデータを作ってしまえば、そのパーツを必要な時に必要な数作ることができます。
もちろん、3Dプリンターで製作したパーツなので耐熱性や強度など使用用途に応じて活用する必要はありますが、コスト面においても非常にお財布に優しいかと思います。
3.CAD上でモデルのアセンブリを確認できる
3Dプリンターで製作するパーツ同時の組み合わせや事前に成果物の出来栄えを3Dモデルとして誰かに見せたい際にCAD上でAssyを確認できるもの良いポイントだと思います。
3Dプリンターは治具製作にも相性が良い
こちらは余談ですが
3Dプリンターの強みである自由度の高い造形が治具製作にも非常に相性が良いです。
実際、内職で成果を出せているので気になる方は合わせてチェックしてみて下さい。
DIYに最適な3Dプリンターの選び方
熱溶解積層方式がおすすめ
DIYで使用するようなパーツの製作には熱溶解積層方式(FDM)の3Dプリンターがおすすめです。
- 初心者でも3Dプリンターを扱いやすい
- 幅広い材質がある
- 導入費用やランニングコストが優れている
造形サイズと機能は要チェック
3Dプリンターを選ぶ際は下記をよく確認しておいた方が良いです。
- 組立品か完成品か
- 印刷サイズ
- 自動レベリング機能とフィラメントセンサーは付いているか
- 造形速度、対応している材料など
おすすめの機種はこの2つ
Ender-3 S1
Enderシリーズはとても有名な機種で、私も愛用しているプリンターになります。
Creality K1
高速印刷といえば、Creality K1
超高速印刷により他の3Dプリンターよりも圧倒的に早くパーツを作り上げることができます。
まとめ
今回は3DプリンターとDIYの相性が良い理由、DIYに最適な3Dプリンターの選び方について解説しました。
やはり3Dプリンターはオリジナル製品やパーツの製作だけでなく内職の治具製作まで、多岐にわたり色々なシーンで使える利便性の高いマシンであると感じています。
ぜひDIYでモノづくりする際にも3Dプリンターを有効に活用してみて下さい。
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