3DプリンターにAIが搭載!?
この製品を知った時、3DプリンターにもAIが導入される時代が来たのかと驚きました。
しかも、スマホアプリの操作だけで3Dプリントまで完結するようです。
一体どのような性能を持った3Dプリンターなのか、とても気になったので調べてみました。
KOKONI EC2を動画で確認
KOKONI EC2の仕様
価格 | 349ドル |
印刷方式 | 熱溶解積層方式(FDM) |
本体サイズ | 189×302×231mm |
重量 | 約3.2kg |
印刷サイズ | 100×100×60mm |
ノズル | 0.6mm |
ノズル温度 | ≦260℃ |
印刷速度 | 100mm/s (MAX) |
フィラメント | PLA |
内蔵カメラ | 720P (タイムラプス対応) |
ファイル形式 | STL/OBJ |
接続方法 | Wi-Fi/Bluetooth |
定格電圧・電流 | DC12V/5A |
定格出力 | 60W |
3Dプリンター本体はBOX型でとてもコンパクト。可愛らしい形状をしています。
本体サイズが小さいが故に、印刷できるサイズも小さいです。
ノズルの最大温度は260℃ですが、PLAフィラメントしか対応していないようです。また、フィラメントは3Dプリンター本体の背面に設置されている専用のフィラメントBOXごと交換する必要があるようです。そのため、すでに3Dプリンターをお持ちの方であっても手持ちのフィラメントを使ったりはできないようです。
KOKONI EC2の特徴
①AIモデリング機能
②フォトモデリング機能
③手描きモデリング機能
④豊富なモデルライブラリ
⑤アプリで簡単操作
⑥作業監視カメラ内蔵
⑦高速印刷
⑧安全性への配慮
⑨コンパクト
ポイントを絞って簡単にまとめます。
①AIモデリング機能
テキストで指示するだけでAIが自動で3Dモデルを生成してくれる機能
②フォトモデリング機能
スマホで撮った写真、あるいは現物がある場合は、色々な角度から対象物を撮影することでAIが自動解析してモデリングしてくれる機能
③手描きモデリング機能
手描きのイラストからAIが自動で3Dモデル化してくれる機能
④モデルライブラリからすぐに印刷可能
アプリ内には2000以上のデータが用意されていて、それを使うことですぐに3Dプリントすることができます。また、それらのデータをアプリ内で組み合わせて自由にカスタマイズできます。
⑤アプリで簡単操作
専用アプリはスマホやタブレットから操作が可能
基本操作やプリント設定などパソコンを使用せず、簡単に行うことができます。
⑥組立やレベリングが不要
初期のセットアップが不要なので、すぐに操作が可能
また、定期的なレベリング作業も不要なので初心者にやさしい設計となっています。
KOKONI EC2の購入方法
2023年12月現在、KOKONI EC2は公式ページでのみ購入できるようです。
初代については、Amazonで取り扱われていました。
まとめ
KOKONI EC2は、3Dプリンターに興味はあるけど難しそうで購入まで至れなかった方や、あるいはAIを使ったユニークな3Dプリンターに興味ある、触れてみたい方向けの商品かなと感じました。
ただこういった新しいシステムを搭載しているってだけで、わくわく感じされてくれますね!
以上、ご参考になれば幸いです。
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